ミラノ・ダービー
世界王者になったACミラン。そして今や国内で圧倒的な強さで首位をキープしているイタリア王者のインテル。伝統の一戦、ミラノ・ダービーがリーグ前半の締めくくりに行われた。
先日帰国して疲れのたまっているミランと中盤に負傷者を多く抱えてインテル、どちらも万全とは言いがたい状態ながら、どちらにとっても絶対に負けられない試合であることは変わりない。
序盤、試合を支配したのはホームのインテル。中盤でヒメネス、イブラヒモビッチを中心に積極的に仕掛けていくシーンが目立った。ミランはフィルター役のガットゥーゾがいまいち乗り切れず少々雑な展開が続いていた。
しかし、前半18分。インザギがPA付近で倒されるとキッカーはピルロ。少々、近め過ぎる位置ながらこれをゴール左に突き刺し先制に成功する。
こうなるとインテルに次ぐ堅守を誇るミランの守りを崩すのは容易ではない。ネスタを中心にインテルのエース、イブラの攻撃を徹底的にシャットアウト。なかなかインテルはいい形が作れない。
だが36分。左サイドでボールをキープしていたイブラがミランDFを引き付けると、今季絶好調のクルスが3人にマークされながらもPA内からグラウンダーのシュートを放つとこれがカラーゼの股を抜きゴール。前半のうちに同点にすることに成功する。
後半に入ってミランは2人の選手を入れかえてなんとか流れを引き戻そうと試みるが今季のインテルからその流れを奪うことはできず依然ペースはインテルのもの。唯一、常に危険な存在であったカカがPKを獲得しそうな場面も見られたがそのファールは審判に流される。逆に63分にカンビアッソにミドルを決められジ・エンド。世界王者はその栄光のタイトルとは正反対にかなり厳しいリーグ順位のまま前半戦を終える形となってしまった。
ミランにほぼいい形を作らせなかったインテル。サムエルが負傷交代したあともきっちりと守っていた。けが人の多さは気になるところだが今のところ国内でインテルを止めれるチームはいまだいない。
このままいけば3冠も夢ではないかもしれない・・・




現在、多くのワールドクラスのストライカーを保有しているインテルだが、ここにきてアーセナルに所属しているフランス代表FWティエリ・アンリの獲得を狙っているとの噂が流れている。